空想ノンフィクション

音楽レビューや世間話など。

「けものフレンズ2」9話の感想:「人間と動物」というテーマがやっと見えてきた【追記アリ】

けものフレンズ2の9話の感想を

なるべく独自の視点や意見として書こうと思います。

 

今回は前回の8話感想と同様、

事前情報や他人の感想などを一切見ずに視聴し

視聴中に気になったところなどをメモに取る、

という手法を取りました。

 (メモは最後に紹介します)

goodmusicthing.hatenablog.com

 このことにより、何にも惑わされない「純粋な感想」を残せると思ったのです。

ちなみに7話までの感想はこちら。

 

goodmusicthing.hatenablog.com

 

さて、9話ですが、タイトルにもある通り

「人間と動物のかかわり」というテーマがやっと明白になってきた

という点が一番の感想です。

監督のインタビュー記事などを読んだ際、

動物園を例に挙げながら、「人間と動物のかかわり」について

テーマとしてあると語っていたような気がします。(たぶん)

このテーマは3話のイルカたちによっても示唆されているようでしたが

あれはイルカのフレンズの習性で遊んで終わっていたので

ここまではっきりと扱っているのは初めてじゃないかと思いました。

(最終回までにこのテーマでまた何か展開があるのかないのか…)

これまでのこのテーマについて↓

 

正直、9話は脚本の出来としては悪くないと思います。

いや、もちろん気になるところはあるんですが、

8話でいうお芝居のところでサーバルカラカルがワンパンして終わった

ような雑なオチはありませんでした。

(9話最後のサーバルの威嚇の目は明らかに伏線があると感じさせられるので、あのビースト撃退シーンは、サーバル&カラカルが強すぎる描写といえ、

雑ではなく重要なシーンだと解釈しました)

 

テーマがはっきりしていて、キュルルの叡智による脚本の歪みもない。

登場人物たち(サーバルを除く)の性格もよく表れていたし

ヒトが消えたとかサーバルの目などのも随所にみられる。

1~8話と比べても、結構いい部類に入るのではないでしょうか。

 

あと、イエイヌが傷つくシーン。

傷つくこと自体は脚本を責める点ではないでしょう。

ヒトに忠実で主人を守るという習性から一心に戦った結果

ああなってしまう、という描写に矛盾はなく、

キュルル一行が傷つけた₍強いていえばキュルルが勝手に飛び出したのは非₎

わけではないのでそこまで批判する点でもないのです。

 

問題は、

なぜ手当てせずその場で別れたのか。

 

あの場面はただ1分ほどシーンを追加すればいいんです。

サーバルカラカルが助けに来てビーストが逃げていく」

キュルル一行とイエイヌはいったん家へ送り手当をする

一晩おうちで過ごしたあと朝になってキュルル一行は家を出る

「その時に別れの言葉を言う」

例えばこのようにすればしっくりきます。

似た指摘をするツイートもあります↓

あの場で別れる、しかも別れの言葉を「言わされる」というのは…。

ただキュルルがイエイヌになんの愛着もなく、戦ってくれたのに謝意もなく、

明らかにボロボロなのに気遣い一つないのというのは

何をもってしても説明できません。

ビーストはまだ近くにいるわけでなぜ引き留めなかったのか。

キュルルが子供だから?いや子供なら一層心配するでしょう。

自然の厳しさ?8話までご都合主義なのにいきなり出したら不自然。

この点は、初見で9話を見て唯一不満な点でした。

 

逆にそれ以外の点ではそんなに不満な点はなかったです。

欲をいえば、もっとヒトの謎についてパズルのピースを撒いてほしかったくらいですね。

 

総評

全体としてはいい出来だが最後のシーンは不満

こんな感じかな?

ということで今回は終わりです。

 

最後に、視聴しながら感想や気になる点をまとめた

メモを貼っておきます。

 

――――――――――――初見メモ――――――――――――――

けものフレンズ2第9話
・前回の続きから始まる
・檻壊れる
・キュルル、非暴力の抵抗。ガンジーかな?
・ヒトに会いたがっている理由をしらないダブルスフィア、
理由を知らなくてもそこまで仕事をするのは…
・かばんさんは違う…?かばんさんはどういう立場のヒトなんだろう
・おこると怖いのか。ゴリラを思い出す。
・OP曲の歌詞ってどのくらいストーリーのネタが仕込まれてるんだろう(今更)
・あれ?トラクターはどうやって…
・なんで道の途中で荷物を捨てたのか
・トラクターが動き出したのはヒトの危機だからか?
→ラッキービーストを使ってトラクターと通信か、賢いなキュルル
・キュルル立つんかい!
・イエイヌの目つきいいね
・「ヒトに懐くフレンズ」というのは3話のイルカたちを思い起こさせる
・ダブルスフィアは「悩みを解決する仕事」をしていたのか
 ここでも「仕事の対価」をもらっている(これも3話と重なる)
・おうちを知ってるイエイヌ
・「昔何人もの人がいた」
 「一緒に遊んでいた」←フレンズの姿で?動物の姿で?
 「ある日みんないなくなった」
 「ずっと待っていた」
・ヒトからの命令を求めるイエイヌ
 やはりけもフレ2のテーマである「ヒトと動物のかかわり」というものがみえる
・楽しむキュルル
カラカル姉さん別れを残念がってる、いいキャラ
・仕事にとりつかれてるなダブルスフィア
・唐突にやってくるひげじい、これだけの使い方はもったいないような
・キュルル自己紹介したっけ
・イエイヌもフリスビー投げんのかい!
 あくまで従属関係ではなく対等なのか
・嫉妬するカラカルいいキャラ
・か、カラカルさん何キレてんすか…
 弟を叱るお姉さんみたいな
 キュルルも小学生くらいの性格なのかね 
・これが真のギスギスよ
・おいサーバルなんか言えや
カラカルネキ、イエイヌには怒らへんのな
カラカルについて「あの子もまた、人と心を通わせる動物なのでしょう」
 これ、もしかして重要発言?
・すごいドンピシャなタイミングで来たなビースト化フレンズさん
・ビーストはパーク中現れて誰彼構わず襲うらしい
・おいキュルル死亡フラグ建てるな
・キュルルがこういう行動したりするのはやはり精神年齢が低い設定なのだろう
・忘れ物!あ、そう来たか
・イエイヌさん忠犬やな~嫌な予感がする
・ビーストさんゾンビみたいな歩き方するね
・ビーストさん顔アップしたら笑ってるみたいに見えるわ
サーバルのその目の威嚇は催眠術か?
 さ、サーバルさん?
・いや、イエイヌさんを病院に連れて行こうや…自然治癒か?
・重要アイテム(?)スケッチブックなくすんかい!
・ゴシックラックの片割れが写って引き、EDへ
 10話にしてやっとメイン登場か
・Cパートはやはり癒し

――――――――――――メモ終わり――――――――――――――――

 

追記1(2019/03/15 0:51)----------------------------------------------

あれから9話についての感想とかツイート、評価や分析など賛否ともに見ていたわけですが、結局上で挙げた都築氏のツイートが私の感想に近い感じでした。あくまで私は9話に対してプラスの評価をしていますのでそこが違うかもしれませんが、「9話の脚本や演出にもう少し手を加えれば抜群に変わる」

「単体としては決して悪くない」というのはまさに同感です。

 

カラカルとキュルルが喧嘩するところなんか、珍しく感情的になりキャラが表に出ていますし、テーマのわかりやすさや(これまでの)テンプレじゃない話の流れは良かったと思います。正直傷つくシーンで何とも思いませんでしたし(それもどうなんだ)。

ただ、感動的で泣けるか?といえば、そこまでに達していないとも感じるのです。別れのシーンまでにキュルルとイエイヌの関係性にそれほどまでに深いものはなかったでしょう。一緒に遊んだくらいです。イエイヌがヒトの頃の話を語る時間を増やすとか、ヒトの悪を描きたいならキュルルをもっとイエイヌにわがまま言うとかしないと変でしょう。てかそもそもイエイヌはヒトの姿しているんだから動物のように「ひどいこと」は再現できないでしょう。

 

作品が伝えようとしていることはわかるんですがいかんせん描写不足だな~と思った次第です。だから、「惜しい!」回だったと思います。

 

とりあえず前の記事でも言った通り最終回まで様子見で行きたいと思います。

 (あとふたばでゴマすりクソバードネタを楽しみます)

goodmusicthing.hatenablog.com

 

皆さんも、周りに流されて逆張りしたり感情的にならずに

人生楽しんでください。では。

10話感想はこちら

goodmusicthing.hatenablog.com

「けものフレンズ2」8話を見てすぐに感想を書いた(後日の追記予定)

けものフレンズ2の1話~7話の感想記事はこちら

 

goodmusicthing.hatenablog.com

 

さて、8話は前評判コメントほかの人の感想一切見ず

純粋な自分の感想だけで記事を書いてみようと思います。

視聴時期はニコニコ動画に配信されてすぐで、コメントを消して視聴。

₍もちろんネタバレも含みます₎

では見ながら同時に書き留めたメモを以下に。

全体の感想はそのあと。

 

――――――以下、気になったポイントを見ながらメモ―――――――

・Aパート₍でいいのかな?₎で早速スフィアが登場。4話以来?久々だな

・ライブステージ、一期とは違うね。

・マーゲイのサーバルに対する意味深な反応。かばんと同様記憶がかすかにあるという設定なのか?気になるポイント

カラカル、安定の煽り

・キュルル、ライブとかお芝居の概念知ってるのね。記憶を失う前はかなり

現代社会に順応した₍たぶん₎人間だったということか。

・動画5:10、観客席のフレンズのポーズがみんな一緒で雑く見える

・ん?芝居の共演者を開演前に決めるの?公開オーディションなんて海外の

バラエティ番組みたいだな

・キュルルの質問をマーゲイがキャンセル。

・たぬき、死んだふりよりその飛び方のほうがすごいぞ

・PPP、どんな出演者でも拍手するいい子たち。フルルが終始困り眉なん

シュールだな

・トキの絶唱にフルルは平気のよう。こういうフリーダムなキャラも引き継がれているのね

・トキの「アルパカさんのお茶飲まなかったからかも」は

明らかに一期を意識した発言だね

・オーディションにきたフレンズに期待外れと言わんばかりのため息をもらす

マーゲイ。芝居には特に心配はしていないPPP

・博士がPPPの活動に協力している、というのも前作からか

・PPPの絵本が存在するのか。「ペンギンのせんしたち」

 どちらかというとネクソン版に近い感じの画

 てか、マーゲイは字が読めるのか?それとも博士から知ったのか

・ダンスぬるぬる動くな

・やっぱりお芝居出るのねキュルルご一行

 ペンギンのせんしたち、ならセルリアン役か?

・PPPたちはサーバルに対して特段反応はないのね

・あ!次回予告でみたあの画像!

 カラカルがセルリアン役なのは似合うね

 てか画面に映るだけで笑ろてまうわ

・マーゲイ踏んだり蹴ったりでストレスやばそう

・マーゲイ気持ちの切り替えはやいな

・たぬきとパフィン、マイペースキャラでええな

 でもそんなちょいキャラなんか…

ナショジオの動物紹介、ほぼほぼ排泄の話するよね…

・お客少なくないか?いや、そんなもんかな

・トムソンガゼルとオグロヌーもちょい役出演

 声が付いて動いてるだけでもいい

・え、結局芝居やるの?PPPに連絡いってなくない?マーゲイさんよ

・セルリアン、本物が出てきた

 カラカルサーバルがワンパンでやっつけちゃった

 ほんとセルリアンさんちょい役やな

 てかそこPPPがやっつける展開じゃないんか?

・一期よりぬるぬる動くダンスシーン

・ついにダブルスフィアにつかまったキュルルニキ

 オリに入れられとる₍どうやって連れ去った?₎

 これは想定外の展開だったわ

・そういやEDはこのままなんですかね。BDでは変わるとか?

・次回予告はオオカミさんアミメキリン

 原稿が白紙…とんだブラックジョークだな!

―――――――――――――メモ終わり――――――――――

正直アイドルには₍一期と同様₎興味なかったから

PPPのダンス云々より

物語に影響する「パズルのピース」を注視してみていました。

そういう点では

マーゲイのサーバルへの意味深な反応

・「ペンギンのせんしたち」という絵本の存在

・PPPやマーゲイ、博士たちの協力があるという情報から

 時間軸としては一期の少し後か₍もちろんパラレルかもしれない₎

 でも少なくとも一期のPPPと同一個体だと思う

・マーゲイは「ヒト」と聞いてそんなに驚かないのな

 博士と知り合いということの方が驚いてる

 ということはヒトはそんなに珍しくないのか

・ダブルスフィアはとあるフレンズのためにヒトを欲しがっている

 …ってまさか檻に入れて拉致するほど乱暴な手段を取るとは

こんなかんじ

 

文句ある点も上げましょう

・いや芝居の最後のシーン、本物のセルリアンが出てきてどうしようって

 パニックになってるところ。

 絵本の台本どうりにPPPがどうにかしてやっつけるってのが筋だろ!

 なんでサーバルカラカルがあっけなく倒しちゃってんだよ!

 なんか消化不良だよ!強引だなオチが…

これに尽きます。

観客が雑だとかは仕方ないかな。

あとオーディションに参加したフレンズはあんな雑な扱いでいいのかという

意見も出てるかもしれない。₍まだほかの感想を見てないからわかんないけど₎

それは、うーん…けもフレ2をこれまで見てるとそんなに気にならなくなったわ…。特別なじゃぱりまんをもらえるから出演する、ってのも

報酬」という概念だけど、けもフレ2よく出てくるよね。₍3話とか₎

意識していることなのだろうか。ある種人間的な行動だし、「人間と動物」

の関係性にも似ているよね。

₍まあインタビューにでてこないからそこまで考えていないかも₎

 

はい、そんなかんじで8話の感想は終わりにしたいと思います

執筆時点ではだれの感想も見ていないので、

これから感想や解釈、公式の情報などをみて

追記を書こうかなと思います。

では。

 

9話感想はこちら

goodmusicthing.hatenablog.com

 

 ――――――――――追記予定――――――――――――

 

けものフレンズ2は様子見に限る(7話まで視聴した感想)

 

 けものフレンズプロジェクトによるアニメとして現在放映されている

けものフレンズ2」。

このアニメに関する私の所感をまとめようと思います₍7話現在₎。

 

結論としては、

「最終話を迎えるまで様子見に限る」

です。

正直ね、

みんなが騒ぐほど「最悪なつまらなさ」はないし

かといって「面白い作品」とはお世辞にもいえない。

 

ただ、核となる世界観は受け継がれている(はず)で

そのうえで「けものフレンズ2」に散りばめられた謎は

どのように回収するんだろうという点で気になります。

なんだかんだかばんさんの正体も気になるし。

そういう意味で様子見に限るなあと思いました。

ぶっちゃけ最終回を迎えてから一気見しても変わらないと思います。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――

 

はい、結論は言ったのでこれから先は補完のようなものです。

 

まず私のけもフレ歴。

一期「けものフレンズ」5話放映時あたりから見始めハマってBDを全巻揃えました。

動物園に行ったりコラボ企画に盛り上がったりしましたが

そのあと例の降板騒動やらなんやらで疎遠になり今に至ります。

とはいえ今や誰かへの恨みやらカドカワがどうとかそんな気持ちはなく、

ほぼ無関心に近い感情を抱いているくらいです。

₍その方が精神衛生上いいからね₎

 

次に詳しい感想。

私は「けものフレンズ2」を初めて見たときこのようなツイートしています。

これはまとめサイトTwitter等の評判を一切介さず出た素の感想でした。

ちなみに、「継続して見る」発言は嘘になります。₍1話切り状態だった₎

 1話を見た時点では結構ポジティブな感想を抱いていることがわかります。

私は、1話をみて「まあこれが最適解なんだろうな」と思ったのです。

あれだけ騒がれてプレッシャー多い中よく仕上げたなあと感心したものでした。

 

しかしながら、2話以降見ることはありませんでした。

もとからアニメをそんなに見ない性分というのもありますが、

それ以上に「けものフレンズ2」がどうでもいい存在だったのだと思います。

記憶の彼方にありました。

2月に入ってからは存在自体を忘れていた、と言っていいでしょう。

 

そんな中Twitterのトレンドに「かばんちゃん」が飛び出してから

再び関心を寄せ始めます。

けものフレンズちゃんねるの批判記事累々、

コンテンツの永続性にまつわるブログ₍正直微妙な内容₎、

ironyart.hatenablog.com

けものフレンズ2の解説₍批判₎動画

かばんちゃん黒幕説(面白い、秀逸)

こんなにも議論が過熱しているのを見ると、自分も一挙視聴して議論に参加してみたいと思ったのです。

 

そして1話~6話一挙放送を見て出た感想が、冒頭でも述べた通り

この感想です。

 

なんだか、批判にせよ称賛にせよ「いうほどかな」という感想でした。

ただ、作中には世界観に大事な謎が多く登場しており

かばんさんの正体も明かされるだろう₍と信じたい₎し

最後まで見たい、と思った次第でした。

無関心から一歩外に出た、そんな状態です。

 

とにかく素直な気持ちで、最終話まで見通そうと思います。


8話感想はこちら

goodmusicthing.hatenablog.com

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

【追記】

ふと、自分が一番最初に「けものフレンズ」とつぶやいたツイートをみてみました

https://twitter.com/space_opera_/status/833924447937519616?s=20

f:id:GoodMusicJapan:20190227000818p:plain

はじめて「けものフレンズ」とつぶやいたツイート

 

f:id:GoodMusicJapan:20190227001246p:plain

アニメから完全に離れていた自分が1年半ぶりに見たアニメだった

f:id:GoodMusicJapan:20190227001223p:plain

けものフレンズ7話視聴後。すでに2期を希望している

・・・。

こんなころもあったんだなあ・・・。

 

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追記2₍2019/02/28 19時₎

補足として

・ケムリクサは見てない

けものフレンズ関連のアプリゲームはしていない

・これまでには1期と二次創作しか見ていない

・一期BD付属のガイドブックはすべて目を通した

 

あと永続性云々についてはなんか違和感がある

けものフレンズの作品って、

核となる世界観や設定があって

そこから派生するように、それぞれオリジナルとして作品が作られているんだよね

₍公式がそう説明していたような₎

だからゲーム版漫画版アニメ版一つ一つが

世界観はつながってるんだけど、パラレルな存在として位置してるんだよね

だから「永続性」も何も、別作品だから違うよねってだけの話。

シリーズ物で作品の中身が大幅に変わるなんて珍しくないしね

 

あとけものフレンズ2を過敏に否定しがちな人が多いのは

「大人の事情」をさんざん見せつけられた後にアニメを見ざるを得ない状況にある

からだと思う

これはそう感じる人に罪がない話

 

私は勧善懲悪的な思考が嫌なので

○○が悪だからどうってのは避けたいんだよね

 

とりあえず以上で

最終回までどんな展開が待っているのか楽しみです

 

「死」を表現した邦楽ロックPVを4つ紹介する

次書くブログはキズナアイ騒動のことにしようと思っていましたが気が滅入ってしまいました。趣味(音楽)のことを書こうと思います。

 

「死」を表現したPV、ということですが具体的には

人の死ぬシーンや死体がでてくる、という基準になります。

普通PVで「死」を大々的に出すことは(私の聴く邦楽の範囲では)珍しく、

その文衝撃的なモノも多いんですよね。

 

ということで、精神的えぐみの低いPVから順に紹介します。

 

 1つ目:スピッツ「運命の人」(1997)

90年代「ロビンソン」「チェリー」「空も飛べるはず」などでブレイクした

4人組ロックバンド、スピッツ

こちらは97年のヒット曲、「運命の人」です。

 

「運命の人」という曲自体はとても明るく、

はじけた恋心を歌ったような歌詞であり、

PVもスピッツのメンバーが死体として登場すること以外は

とてもコミカルで茶目っ気のある映像になっています。

草野さんのにやり顔がいいですね。

 

↓公式があげているPV


スピッツ / 運命の人

 

ソラトビデオCOMPLETE 1991-2011 [DVD]

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2つ目:サカナクション「ルーキー」(2011)

次はサカナクションで「ルーキー」。

サカナクションはPVが凝っていることでも有名で、

アルクアラウンド」は数々の賞を受賞していますし

ネットでは「新宝島」のバンドとして定着しているようです。

 

そんなサカナクションの隠れた(?)名PV、それがこちら。

↓公式があげているPV


サカナクション - ルーキー(MUSIC VIDEO) -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-

 

「死」に関係する所は、時々映る緑服の女性です。(これ死体なのか…?)

はじめてPVを見たときはミステリーさに衝撃を受けました。

この曲はサカナクション山口一郎さんが片耳難聴で聞こえなくなったことが関係する事であり、おそらくPVも何か揶揄する表現があるのだと思います。

それにしてもこのループする感じ、中学生の私は怖かった。

 

 

3つ目:SUPERCAR「BE」(1999)

SUPERCARは1995年から2005年まで活動していたロックバンド。

シューゲイザーからエレクトロニカまで幅広い曲があります。

さて、このPVですが、インパクトがあるPVなので見た方が早いでしょう。

ちなみに内容は、主人公がシュートを外すたびに身内が殺されていく

というショッキングなものです。(ただ、内容はコメディ)

↓公式があげているMV(2022年追記)

 

www.youtube.com

 

この、意味の分からない感じとギターがかき鳴らされる曲とのマッチ具合が

また何とも言えません。

PVゲストとしてお笑いコンビのアメリカザリガニ、サッカー選手の井手口純

元AV女優の若菜瀬奈さんが参加されているようです。うんわけわからん。

 

 

P.V.D COMPLETE 10th Anniversary Edition [DVD]

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4つ目:syrup16g「遊体離脱」(2002)

さて、最後です。

syrup16gは1996年結成2008年解散し2014年再結成した

オルタナティブロックバンドです。

「鬱ロック」と称されることもあるほど、曲は鬱めいたものがおおく

リアルな歌詞にキャッチ―なメロディによって

虜になるファンも多いのです。(かくいう私もですが)

 

そのなかでも彼らの鬱を体現しすぎた、ともいえるPVがこちら。

とりあえず見てみてください。

www.youtube.com

 

PVに終始映る男性はバンドボーカル五十嵐さん。

「ボーカルが思い詰めて飛び降り自殺するPV」なんて

良く作ろうと思ったなあと思います。(ちなみにメジャーデビュー時のPV)

ボーカルの五十嵐さんは2021年現在元気でいらっしゃるのでご安心を。

 

BLACKSOUND/BLACKHUMOR [DVD]

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終わりに

いかがだったでしょうか?(トレンドブログ風)

PVは70年代半ばから商業音楽を構成する重要な要素であり続けています。

最近ではYouTubeなどの広がりからよりPVが重要になっていますよね。

こうして面白いPVや衝撃を受けるPVを探してみても面白いかもしれません。

スマホないからBlueStacksでスマホゲーをする。

こんにちは。

今回はAndoroidのスマホゲーをPCでプレイできる、「BlueStacks」について

記事を書こうと思います。

 

実は私、スマートフォンを持っていないんですよね。

(情報系の学科に3年間通っていながらスマホ持っていないのは私だけでしょう)

ただ、5年前のiPod touch 5 を持っているので、それでしのいでいました。

しかし、iPodiOSのバージョンアップに対応できなくなり、

そもそもAndroidのみのアプリはプレイできない…。

そこで、この「BlueStacks」にたどり着いたわけです。

2018年にもなってね。

 

まずはダウンロードから。

BlueStacksのホームページにアクセスするとすぐダウンロードボタンが出てきました。

バージョンは「BlueStacks4」が最新のようです。

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これを押すと、次の画面へ移動します。

ダウンロードを解説してくれる動画までありますね。

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ダウンロードしたexeファイルを開くと、インストール画面が出てきます。

f:id:GoodMusicJapan:20181104200601j:plain

ボタンをクリックしてしばらく待っていればインストール完了です。

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あとはGoogleのアカウント設定なんかをすればひとまず終了です。

 

インストールしたといっても、特にこのゲームがしたい!というわけではないんですよね。(デレステをしようと思いましたが、デレステ側からエミュレータ対策がされているらしいのでお勧めできません。)

とりあえずGoogleストアから適当にゲームを選んでみますか。

マイページからGoogleストアに飛べます。

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Googleストアのトップページに、Twitterで最近よくみる

「HAPPY GLASS」というゲームがあったので、それをダウンロードしてみます。

蛇口から出る水をうまく誘導してコップに注ぎいっぱいにするゲームだそうです、

シンプルさがいいですね。

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インストールを押すと、(おそらくスマホ版と同じ動作で)ダウンロードされます。

それにしても1000万ダウンロードってヤバいっすね…。

インストールされたら、マイページからゲームのアイコンをクリックして起動します。

 

なんだかかわいいデザインですね。

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デザインがいい。

スマホゲーってなんか広告とかいっぱい出て情報過多なイメージがあります。

 

プレイ方法は、手でタッチする代わりにマウスをクリック&ドラッグ。

まあ、このゲーム自体その操作だけでプレイできるものです。

動きも軽いですし、すいすいとプレイすることができました。

(ちなみに下の写真では、コップに水を満たせません…)

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さて、次に「Temple Run」というゲームをプレイしたいと思います。

これは、スマホ本体を傾けて主人公を操作し障害物をよけるゲームです。

すこし懐かしいですね。

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ゲームを傾ける動作とか、ジャンプの動作ってどうするの?と思うかもしれませんが、

このために「キーマッピング機能」というものがあります。

これは、特定の動作(フリックやタップ)などをキーボードと連携させて

操作を可能にすることができるんです。いいね。

なお「Temple Run」は人気ゲームなので初期設定されていました。

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おかげで簡単にプレイできました。

スマホより楽かもしれません。

(下は下手すぎる私のプレイ結果)

f:id:GoodMusicJapan:20181104212950j:plain

 

さて!これでこの記事は終わりにしたいと思います。

BlueStacks、ぜひダウンロードしてみてください。

 

「古参ファンがアーティストの現状を憂う」のは仕方のないこと

「私の好きなあのアーティストは変わってしまった」

「有名になってしまった」

なんてことをときどき聞く。

(ネットでもときどき見る)

RADWIMPSとかね。

 

そしてその言説に対して

「そんな古参ファンがいるけど、変わり続けるその姿こそ

アーティストそのものであり、応援すべきだ」

等々、対抗する言説もよく見る。

 

よくある議論(もしくは議論未満のもの)であるが

私はそんな議論についてああだこうだ言おうというわけではない。

 

「古参ファンがアーティストの現状を憂う、もしくは気に入らなくなる」現象

というのは、当人にとってあらがえない感情である、ということだ。

そう、仕方ないのだ。

その上で、それがうっとうしいという言説も誠に正しい。

 

なぜこんなことを言うのか。

それはもっとも、自分がそのような感情を抱くことがよくあるからだ。

ファン感情というのはめんどくさいもので、

自分が好きになった時のアーティスト像から離れると、

どうしてもモヤっとした感情が自然発生する。

 

特に最近は多い。

あれだけテレビを避けていたBUMP OF CHICKENRADWIMPS

フォークギターやマリンバを演奏していた星野源

音楽からアートワークを全てセルフで行う天才米津玄師。

人は、アーティストは変わるものであるし、

変わることでこそ素晴らしい音楽が作られる。

それを理解している自分の中の「理性」と、

旧来の”好き”に翻弄されている一部の「感性」がぶつかり合う。

新譜が出るたびに、それを素直に受け入れられない人々の感情を

とても理解できる。

でも、そのアーティストの芯の部分を好きなのは変わらないのだから、

その感情を尊重してこれからも聴き続けたい。

 

米津玄師がこの前の幕張メッセのライブで以下のようなMCをしたらしい。

「最近の俺の規模感、音楽性の変化にある種戸惑いを覚えている人もいるだろうなあと感じています。でも、なんだろうな……変わっちまったな、遠くに行ってしまったなと言われるたびに、そんなこと言うなよって思っていて」

「個人的には、変化していくことは殊一番美しいことだと思っています。同じことをやっていてもしょうがない。昔やっていた音楽はそこにある。より遠くへ行くことがある種の信念になっていて。それが自分のためだし、回りまわって聴いてくれる人のためにもなりうると思ってます」

 

米津玄師/幕張メッセ国際展示場ホール1~32018.10.30 邦楽ライブレポート|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

作品を出すごとに変わり続け進化する米津玄師の新譜に関しては、届いたばかりなので

また感想の記事をだそうとおもう。

まっさらな気持ちで新譜を聴きたい。

「会話の中でオチを付けることを意識する」のは関西だけなのかな

私は京都出身で関西から出ることがなく、関西の空気感の中で育ってきました。

大学に入ると関西以外からの学生も多く

その文化のギャップを感じさせられることが多くあります。

そんな中で最近東京の人と話していてこれが話題に上がりました。

「関西人って話にオチを付けますよね」

 

ネットでも世間的にも

「関西人のしゃべり方」のなかで良く語られることだと思います。

別に強制している/されているわけではないのですが

「起承転結があってオチがつく面白い話をしよう」というのは

当たり前のように意識してきました。

周りも、例えば大学の友達なんかで久しぶりに会うと

大学でのエピソードについて面白おかしく話します。

普段しゃべっていても、話の後半になると

(…お?そろそろオチが来るのか?)

と言わんばかりに聞き手がにやけだすことも多いです。

 

そんな感じが当たり前のように感じていました。

しかし、全国的には違うようです。

その話を東京出身の方から直に聞いたので新鮮に感じました。

 

私としては個人的に

せっかく相手の時間を取らせてしまうんだから

少しでも面白い事とか実のある事を言わないと…

と意識し、

少し相手が面白くなさそうな感じだと焦ることもややあります。

もし東京で生活し会話すると違和感を覚えてしまうのかもしれません。

 

はい、今回の記事はこれだけです。

関西についての偏見やイメージというのはネットなどにあふれていますが、

(京都人は腹黒いとかね)

話にオチを付けるということに関しては本当なんだと思います。

この文化に嫌気がさす人(関西人)でもいるだろうと思います。

なるべく肩の力を抜いてコミュニケーションしたいですね。

 

それでは。